衣類や布団は多くのクリーニング店が取り扱っていますが、カーテンは除外品と言う店舗も少なくありません。
宅配クリーニングでは、特にその傾向が多いと感じます。
軽くて価格が安いカーテンなら別途購入することも検討するかと思いますが、カーテンは価格や質感にかなり幅があります。
ましてお気に入りのカーテンはきれいにして使用し続けたいものです。
宅配クリーニングでカーテンを取り扱っている通販サイトをまとめましたので、是非参考にしてください。
Contents
カーテンをクリーニングに出すメリットは?
カーテンは基本的に自宅で洗濯することが多いアイテムですが、クリーニングに出すメリットもあるので、照らし合わせてどちらを選択するか考えてみましょう。
徹底的な清掃をしたい
自宅で洗うよりも、プロのクリーニングではより徹底的に汚れやホコリを除去できます。
特にアレルゲンやダニの除去に効果的です。
また、カーテンは意外とカビが広がったりします。
カーテンは長期間使用するものなのですが、洗濯の回数は少ない特殊なものです。
故に、たまに洗濯をすると凄まじい汚れを目にすることが多々あります。
素材の保護やカーテンの寿命を延ばす
専門的なクリーニングでは、カーテンの素材に合わせた適切な洗浄方法を用い、色褪せや縮みを防ぎ、カーテンの寿命を延ばすことができます。
時間と労力の節約とキレイな仕上がり
カーテンは大きくて取り扱いが面倒なことが多いですが、クリーニングに出すことで、自分で洗う手間を省けます。
プロのクリーニングでは、シワが少なく、きれいに仕上がることが期待できます。
必要に応じて、防炎加工や撥水加工などの特別な処理を施すことも可能です。
健康と衛生の向上のために
定期的なクリーニングは、カーテンに蓄積されるホコリや汚れを除去し、室内の空気の質を改善できます。
特にアレルギー体質の方や、清潔できれいな室内環境を保ちたい方には、カーテンを取り扱うクリーニングの利用を推奨します。
どういう状態のカーテンにクリーニングが必要?
ポイント
- 目に見えるキツい汚れ
- ハウスダストや花粉対策
- タバコやペットの臭い
- 素材が特殊な場合
食べ物や飲み物のシミ、ペットや子供による汚れなど、目に見える汚れやシミががある場合、自宅での洗濯では落ちにくいことがあります。
また、長期間使用していると、太陽の光による色あせや、ほこりによるくすみが発生することがあります。
シミや色褪せはクリーニング店に持っていく一つの指標となります。
ハウスダストや花粉、ペットの毛などがカーテンに蓄積すると、アレルギー症状の原因となることがあります。
特に春の花粉の季節などには、クリーニングでこれらを除去すると良いでしょう。
蓄積された嫌な臭いに対しても、クリーニングが必要です。
タバコの煙、ペットの臭い、料理の匂いなどがカーテンに染み付いている場合、クリーニングで消臭することができます。
特殊な素材でできている場合、例えばシルクやベルベットなどのデリケートな素材でできているカーテンは、特別な洗浄方法が必要です。
自宅で洗濯するとダメージを受ける恐れがあるため、専門のクリーニングに出すことをおすすめします。
カーテンは外からは汚れが目立たないことも多いですが、定期的にクリーニングに出すことで、長期間にわたりきれいな状態を保つことができます。
自宅のカーテンの扱いについて、自宅での洗濯で十分なのか、クリーニング店に持ち込むのが良いのかを検討してみましょう。
運ぶのがイヤだという場合は、宅配クリーニングがおすすめです。
カーテンの宅配クリーニングの価格帯は?
カーテンは種類がピンキリあるせいか、取扱不可と言う店舗も少なくありません。
宅配クリーニングでカーテンを取り扱うところは以下の通りです。
商品名 | 価格(税込) | |
リナビス | カーテンコース(サイズ縛り無し)1枚 | 7,200円~(税込) |
クリコム | カーテンクリーニング(丈+横幅~410㎝)1枚 | 6,050円~(税込) |
ヤマトヤクリーニング | カーテンクリーニング(サイズ縛り無し)1枚 | 5,500円~(税込) |
クリコムはサイズごとに細かく価格設定されており、最安1,210円(税込)となっていますが、サイズが横×縦=180㎝だったため、カーテンのサイズ(180×180㎝)で比較すると、最も安いのがヤマトクリーニングの5,500円(税込)です。
とは言え、価格的には割と高額のクリーニング作業となりますので、カーテンの質や元値、状態を見極めてクリーニングに出すのが良いと思います。
リナビスは価格は高めですが、クリーニングに出せるアイテムの種類がとても広く、利便性の高さが魅力です。
技術力の高さに関する口コミでも評判が良く、カンペキな仕上がりを求めるのであればリナビスがおすすめです。
カーテンの仕上がり納期は概ね2週間程度となっています。
カーテンを取り扱う宅配クリーニング
リナビス
色んなものを網羅している便利な宅配クリーニング
選択できるものはほぼクリーニングOKのオールマイティな宅配クリーニングです。
カーテンコースが用意されており、しっかり洗濯しつつ保管も最大12か月で、使いたいときに送ってもらうことができます。
希少なコースも用意されているので、重宝する宅配クリーニング店です。
カーテンの取り扱い
カーテンコース:7,200円(税込)
保管期間
最大12か月間
送料
送料無料 北海道・離島2,090円、沖縄6,050円
支払方法
クレジットカード、NP後払い、代引き決済
対応エリア
全国
取扱不可
汚れレベルや破損等による取扱不可あり
その他サービス
シミ抜き無料、毛玉取り無料、ボタン修理無料、再仕上無料など
ヤマトヤクリーニング
様々なクリーニングに対応したサービス内容
色々なクリーニングに対応しており、価格もリーズナブル、納得いくサービスに定評のある宅配クリーニングです。
カーテンの他にも色々なものをクリーニングに出せるので、利便性が非常に高いです。
最大10か月まで預けることができるので、季節もののカーテンもしっかり保管してくれます。
カーテンの取り扱い
5,500円(税込)~
保管期間
最大10か月
送料
基本送料無料 商品によって異なる
支払方法
クレジットカード、銀行振込、代引き決済、PayPay、NP後払い
対応エリア
全国
取扱不可
汚れレベルや破損等による取扱不可あり
その他サービス
シミ抜き無料、ボタン修理無料、毛玉取り無料など
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クリコム
汚れたカーテンもしっかりクリーニングしてくれる
リーズナブルな価格でカーテンクリーニングをしてくれる宅配クリーニングです。
大きさにより価格が変わりますので、見積もりを取ってもらうのがベスト。
コンビニ利用でいつでもクリーニングに出せるのも大きなメリットなので、集荷不可の時間しか出せなくても安心です。
カーテンの取り扱い
カーテンクリーニング(幅×縦~410㎝):6,050円~
サイズにより異なります。
保管期間
無し
仕上がり目安
送料
1,100円、北海道九州は2,200円 4,400円以上の注文で送料無料
支払方法
クレジットカード、代引き決済
対応エリア
鹿児島県離島、沖縄県以外の全国
取扱不可
汚れレベルや破損等による取扱不可あり
その他サービス
特殊シミ抜き
クリーニング後のカーテンのメンテナンス方法
クリーニングしたカーテンを長くきれいに保つためのメンテナンス方法はいくつかあります。これらの習慣を取り入れることで、カーテンの寿命を延ばし、常に良い状態を保つことができます。
定期的なほこり取り
定期的なほこり取りは、カーテンのメンテナンスにおいて非常に重要です。これにより、カーテンの見た目を良好に保ち、長期間清潔に使用できます。以下に、効果的なほこり取りの方法を詳しく説明します。
使用する道具
ソフトブラシ
カーテンの素材を傷めないよう、柔らかい毛のブラシを選びます。カーテン用のブラシがあれば理想的です。
掃除機
低い吸引力設定が可能な掃除機を使用します。カーテン用のアタッチメントがある場合はそれを利用すると良いでしょう。
ほこり取りの手順
- カーテンを全面的に広げ、落ちたほこりが下の部分に移るのを防ぐために上部から始めて、下部に向かって進めます。
- ソフトブラシを使い、優しくカーテンの表面をなでるようにほこりを取り除きます。特にカーテンの上部と、折り目にほこりが溜まりやすいので、注意です。
- 掃除機の低吸引力を使用して、ブラシで落としたほこりを吸い取ります。掃除機のアタッチメントがあれば、カーテンに直接触れることなく吸い取ることができます。
ポイント
ほこり取りは週に一度程度が理想的ですが、環境によって頻度を調整してください。
都市部やほこりの多い地域に住んでいる場合は、もっと頻繁に行う必要があります。
カーテンの素材を傷めないよう、力を入れすぎずに優しく扱うことが大切です。
カーテンの折り目や縫い目にはほこりが溜まりやすいので、特に注意です。
軽い汚れはすぐに処理
軽い汚れがカーテンについた場合、すぐに処理することが重要です。これにより、汚れが深く染み込むのを防ぎ、カーテンを清潔に保つことができます。以下に、軽い汚れをすぐに処理する方法について詳しく説明します。
汚れの種類を特定
汚れの種類によって、処理方法が異なります。例えば、飲み物のシミ、ほこり、ペットの毛などです。
オイルベースの汚れやタンパク質系の汚れは特に早急に対処する必要があります。
必要な材料を準備
- 清潔な布(できれば白または色落ちしないもの)
- 水(冷たい水またはぬるま湯)
- 汚れに応じた洗剤(必要に応じて)
汚れを拭き取る
清潔な布を水で濡らし、軽く絞り、優しく汚れの部分をたたくようにして、汚れを吸収させます。
強くこすらないように注意してください。
必要に応じて、適切な洗剤を少量使用し、汚れに直接塗布してから拭き取ります。
汚れを洗い流す
布を清潔な水で再度濡らし、洗剤が残らないように優しく拭き取ります。
乾燥させる
清潔な乾いた布で湿った部分を軽く押さえ、余分な水分を取り除きます。
自然乾燥させるのがベストです。
直射日光やヒーターの前で乾かすと、布地が傷む可能性があります。
必要に応じて繰り返す
汚れが完全に取れない場合は、上記のステップを必要に応じて繰り返します。
ポイント
汚れに洗剤を使用する前に、カーテンの目立たない部分でテストを行って、色落ちや素材の損傷がないことを確認してください。
汚れは新しいほど取り除きやすいため、できるだけ早く処理することが重要です。
この方法で、軽い汚れをすばやく効果的に取り除くことができます。
カーテンの素材や色によっては特別な注意が必要な場合があるので、洗濯表示を確認しましょう。
適切な換気
カーテンにつく匂いを防ぐために、部屋の換気をこまめに行います。
特にキッチンや喫煙する部屋では、換気が特に重要です。
湿気対策
湿気対策は室内環境を快適に保ち、カビやダニの発生を防ぐために重要です。
効果的な湿気対策の方法を詳しく説明します。
毎日の換気
湿気を外に逃がすために、毎日窓を開けて換気を行います。
特に風呂やキッチン、洗濯室など湿気が多い場所の換気が重要です。
対面する窓を開けて、家全体にわたって空気の流れを作り出します。
除湿機の使用
部屋の大きさに合わせた除湿機を選び、特に湿度が高い日や雨の日に使用します。
除湿機のフィルターを定期的に清掃し、効率良く動作させます。
湿気を吸収する材料の利用
- 乾燥剤:クローゼットや引き出しに乾燥剤を置くことで、湿気を吸収します。
- 自然素材:竹炭やシリカゲルなどの自然素材を使用して湿気を吸収します。
家具や布製品の配置
家具と壁の間に隙間を作り、空気の流れを良くします。
湿気が多い環境では、カーペットやラグを敷かない方が良い場合があります。
植物の利用
一部の室内植物は空気を浄化し、湿度を調節する効果があります。
過度に水やりをすると逆効果になることもあるので注意が必要です。
生活習慣の改善
風呂場のドアを開け、シャワー後は速やかに換気します。
洗濯物を室内に干すと湿気が増えるので、可能な限り外に干すか、乾燥機を使用します。
年に1回のプロのクリーニングが望ましい
カーテンは少なくとも年に一度はクリーニングを受けることが望ましいです。
深い汚れを取り除き、カーテンをリフレッシュできるだけではなく、質の高いクリーニングを提供してくれる店舗を利用すれば、リセットさせることもできます。
クリーニング後もメンテナンス方法を実践することで、クリーニングしたカーテンを長持ちさせ、常に清潔で美しい状態を保つことができます。