何もしていない方も多いと思いますが、状態を保つためには定期的なお手入れが必要です。
とはいっても、お手入れの仕方って、どうしたらいいんだろう?って思いますよね。
そこで、手入れに困ったときや、風合いを損なわないお手入れ方法など、どの様にすればいいかご紹介します。
Contents
毛皮(ファー)のセルフケアに必要なアイテムや対処法
セルフケアに必要な毛皮ブラシ
毛皮ブラシがあると、自宅でのお手入れがとても楽になります。
毛皮は想像以上にほこりを吸着し汚れているので、こまめなブラッシングが大事。
艶やボリューム感を保つことにも繋がります。
選び方のポイント
毛質は柔らかく、毛足が長めのものを選びましょう。
硬い毛質のブラシは、ファーにダメージを与える原因になってしまいます。
毎日のお手入れ方法
着用後は、湿気を逃がすために、風通しが良く日の当たらない場所に掛けることが大事。
次に、ブラッシングでほこりを落としていきます。
この時、毛並みに逆らうように優しくブラシを動かすのがポイント。
ファーに入り込んだほこりを払うことが出来ます。
最後に毛並みに沿ってブラッシングをすることで、美しい風合いを保てますよ。
始めは面倒に感じてしまうかもしれませんが、大切なファーを守るために習慣にしていきましょう。
濡れた時の対処法
冬に活躍するファーは、気を付けていても雨や雪で濡れてしまうもの。
ですが、濡れたままにしてしまうと劣化の原因になるので注意。
まずは、乾いたタオルで水分を丁寧にふき取りましょう。
ふき取ることが出来たら、陰干しで自然乾燥をしていきます。
日干しをしたくなりますが、色褪せや毛並みの艶が損なわれる原因になるのでNGです。
しっかり乾いたら、ブラシで優しくブラッシング。
ブラッシングをすることで、ふんわり感が戻ってきます。
ドライヤーの熱で乾燥させるのは、劣化の原因になるので厳禁!
ファーのボリュームがなくなった時の対処法
ファーは、ぎゅうぎゅうに詰めた状態で保管すると、ボリュームが無くなることがあります。
そんな時は、専用のブラシで優しくブラッシングをした後に、日の当たらない場所に吊るしておくとふんわり感が復活します。
それでも復活しない場合は、30度くらいのぬるま湯ですすぎ、しっかりと水分をふき取った後に日陰に干しましょう。
この時、風邪通しの良い場所であればベストです。
しっかりと乾いたら、毛並みに沿って優しくブラッシング。
ファーのふんわり感が復活します。
毛皮をクリーニングに出すタイミングってどう見極めたらいいの?
どんなに丁寧に扱っていても、予期しない汚れが付くことがありますよね。
セルフケアの仕方はありますが、一歩間違うと劣化の原因になってしまいます。
よくあるのが、食べこぼしの汚れ。
べたついたり、ファーが固まったり、着色してしまったり。
車に泥水をかけられた!なんてこともありますよね。
こんな時は、迷わずクリーニングに。
特に目立った汚れが無い場合も、シーズンオフにクリーニングしましょう。
セルフケアでは落としきれていない汚れが、意外とあったりするものです。
毎シーズンはちょっと…という方も、2年に一度位のペースではクリーニングしましょう^^
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