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衣類の嫌な臭いを除去できる簡単な方法10選まとめ

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毎日の生活の中で、衣類に染み付いた嫌な臭いに悩まされることはありませんか?

タバコの臭い、汗の臭い、生乾きの臭いなど、さまざまな原因で衣類が不快な臭いを発することがあります。

特に雨の日が続いたときや、汗をかきやすい季節には、衣類の臭いに関する悩みが増えるものです。

また、お気に入りの服が臭ってしまい、着るのをためらってしまうこともあるでしょう。

そんなときに役立つ、簡単にできる衣類の臭いを除去する方法を10選ご紹介します。

1. 重曹を活用する

スポーツ後のウェアや長時間着用したシャツなど、汗の臭いがしみついてしまった衣類には重曹が効果的です。

重曹(炭酸水素ナトリウム)はアルカリ性のため、酸性の汗や皮脂の臭いを中和し、消臭効果を発揮します。特に夏場や運動後の衣類におすすめです。

使用例

  • 洗濯時に追加: 洗濯時に大さじ1~2杯の重曹を加えることで、臭いの発生を抑える。
  • 浸け置き洗い: 水500mlに対して大さじ2杯の重曹を溶かし、衣類を30分~1時間浸け置きすることで、臭いを根本から除去。
  • 直接振りかける: 乾いた衣類に重曹を振りかけ、数時間置いた後にブラシで払うことで消臭。

2. クエン酸やお酢を利用する

梅雨時期や室内干しが続くと、衣類に生乾き臭が発生しがちです。

この臭いの主な原因は、洗濯で落としきれなかった汗や皮脂が雑菌によって分解されることです。

クエン酸やお酢は酸性のため、アルカリ性の臭い成分を中和し、効果的に臭いを軽減してくれます。

使用例

  • 柔軟剤代わりに投入: 洗濯機の柔軟剤投入口にクエン酸(大さじ1)またはお酢(大さじ2)を入れる。
  • 浸け置き消臭: 水1Lに対してクエン酸小さじ1を溶かし、衣類を30分ほど浸け置き。
  • スプレーで消臭: 水500mlに対しクエン酸小さじ1を溶かし、臭いの気になる部分にスプレー。

3. 酸素系漂白剤で臭いを分解

雨の日が続くと洗濯物がなかなか乾かず、嫌な生乾き臭が発生しやすくなります。

これは雑菌が繁殖することが原因です。

酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)は酸素の力で雑菌を分解し、臭いを効果的に取り除くことができます。

使用例

  • 洗濯時に投入: 洗濯時に酸素系漂白剤を適量加えることで、衣類を殺菌し、臭いを軽減。
  • 浸け置き漂白: ぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かし、1時間程度浸け置きすることで、臭いの元を分解。
  • 洗濯槽の除菌: 定期的に洗濯槽の掃除にも使用すると、カビ臭の予防にもなります。

4. 天日干しで紫外線殺菌

長時間クローゼットやタンスにしまっていた衣類を取り出したときに、こもった臭いが気になることはありませんか?

その場合、太陽の光を活用するのが効果的です。

紫外線には殺菌・消臭効果があり、特に自然乾燥では取れない臭いの除去に役立ちます。

使用例

  • 裏返して干す: 紫外線が直接衣類の繊維に当たり、臭いの原因を分解。
  • 直射日光の注意: 色褪せを防ぐため、白以外の衣類は陰干しがおすすめ。
  • 風通しを確保: 風の通りが良い場所で干すことで、より効果的に臭いを除去。

5. 冷凍庫で臭いを凍結除去

冬場に厚手のコートやジャケットを頻繁に洗濯するのは難しいですが、こうした衣類の臭いを取る方法として冷凍庫を活用することができます。

冷凍庫の低温環境では雑菌が活動を停止し、臭いが抑えられます。

使用例

  • 密封袋に入れて冷凍: 衣類を密封袋に入れて冷凍庫で数時間~一晩冷やす。
  • 冷凍後は陰干し: 取り出したら風通しの良い場所で陰干しし、臭いを飛ばす。

6. アルコールスプレーを使用

衣類に染み付いた汗やタバコの臭いを素早く取りたいときに便利なのがアルコールスプレーです。

アルコールには除菌・消臭効果があり、雑菌が原因で発生する臭いを防ぐのに役立ちます。

使用例

  • 消毒用エタノールをスプレー: スプレーボトルに消毒用エタノールを入れ、衣類の臭いが気になる部分に軽く吹きかけます。
  • 乾燥させる: アルコールは揮発性が高いので、スプレー後は風通しの良い場所で乾燥させましょう。
  • 即効性がある: 急いで臭いを取りたいときに使うと便利。

7. お茶やコーヒーの消臭効果を活用

お茶の茶葉やコーヒーの粉には消臭作用があり、特にタバコやカビ臭の除去に効果的です。

使用例

  • 乾燥茶葉を袋に入れる: 使い終わった茶葉やコーヒーの粉を乾燥させ、小袋に入れて衣類と一緒に収納すると、自然な消臭効果を発揮します。
  • スプレーとして使用: お茶を煮出してスプレーボトルに入れ、臭いが気になる部分に吹きかけることで、タバコや食べ物の臭いを中和します。
  • 靴やバッグの中にも: 靴やバッグの中に乾燥したお茶やコーヒーの粉を入れておくと、こもった臭いを軽減できます。

8. スチームアイロンで除菌消臭

スチームアイロンの高温の蒸気を利用することで、臭いの原因となる雑菌を除去できます。

汗の臭いが気になるシャツや、洗濯が難しいアウターにおすすめです。

使用例

  • 低温スチームを活用: 衣類全体にスチームをあてることで、臭いを元から除菌できます。
  • 使用後は風通しの良い場所で乾かす: 蒸気を当てた後は、衣類をしっかり乾かして湿気を飛ばしましょう。
  • 頻繁な洗濯が難しい服に: コートやジャケットなど、頻繁に洗えない衣類に特におすすめ。

9. 竹炭や活性炭を活用する

竹炭や活性炭には強力な消臭効果があり、クローゼットや衣装ケースの中に入れておくことで、衣類の臭いを防ぐことができます。

使用例

  • 衣装ケースやクローゼットに設置: 竹炭や活性炭を衣装ケースやクローゼットに入れておくことで、湿気を吸収しながら消臭効果を発揮します。
  • 消臭効果が薄れたら天日干しで再利用可能: 竹炭や活性炭は天日干しすることで効果が回復し、繰り返し使えます。
  • 靴の消臭にも活用: 靴の中に竹炭を入れておくことで、靴特有の臭いを和らげることができます。

10. ミョウバン水スプレーで臭いを防ぐ

ミョウバンには制汗・消臭効果があり、衣類に付着した臭いを軽減できます。

特に、ワキや襟元の臭いが気になる場合に有効です。

使用例

  • スプレーを作成: 水500mlに対してミョウバン(焼きミョウバン)5gを溶かし、スプレーボトルに入れる。
  • 衣類に吹きかけて乾燥させる: 臭いが気になる部分にスプレーし、よく乾燥させます。
  • 汗をかきやすい衣類に: ワイシャツやスポーツウェアなど、汗をかきやすい衣類に使うと効果的。

まとめ

衣類の嫌な臭いは、簡単な工夫で除去することができます。

今回紹介した10の方法を試して、自分に合った消臭方法を見つけてみてください。

特に、重曹やクエン酸、天日干しなどは手軽に実践できるので、日常の習慣に取り入れてみるのもおすすめです。

清潔で快適な衣類を保ち、気持ちよく過ごしましょう!

  • この記事を書いた人
Mina

Mina

ライフスタイルに関する情報を発信するのが仕事の30代主婦。 趣味が洗濯の2児の母。

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