今から10年前、2014年は、googleで大きなコアアップデートがあり、多くのサイトが圏外に飛んでいきました。
いわゆる「パンダアップデート」の一環と思われる、自己被リンクによる手動ペナルティがありました。
中古ドメインと言われる、以前誰かが使用していたドメインを利用し、サテライトサイトとして被リンク用に使用するという手法がもてはやされていた時代です。
その頃のSEO対策は、コンテンツの質よりも被リンク対策に重きが置かれた結果、大規模な変動があったと考えられています。
しかし、一方で誰でも出来るような単純な対策で、googleから受けるサイト評価を上げる方法がありました。
現在と10年前のSEOを比較してみましょう。
現在と10年前のSEO対策は何が違う?
コンテンツ量産
10年前は、いわゆる「クソ記事」と言われる、役に立つかどうかすらわからない記事を大量生産することで、SEO対策が成り立っていました。
KWを探し、それに向けた記事を書くのは現在とあまり変わりない対策ですが、現在と10年前では内容に雲泥の差があります。
10年前は適当に記事を書いてもそれなりに評価を受けていたのですが、現在はしっかりしたコンテンツを作成しないと、評価どころかインデックスすらされない事例が多くみられます。
コンテンツ量産は現在も通用する方法ですが、記事の内容をKWの検索意図をくみ取ったうえで、適切な記事を作成しないと効果はありません。
それゆえ、1記事にかかる費用が高額になりつつあります。
専門性の高い記事を求められているのが現在です。
被リンク対策
10年前は、自分で被リンクを取得する、いわゆる「自己被リンク」がもてはやされていました。
中古ドメインを購入し、適当なブログを作成し、適当な記事から自分のサイトへリンクを送る手法が流行りましたが、これが問題となり、パンダアップデートによる手動ペナルティが頻発することとなったわけです。
現在も被リンク対策は高い効果を発揮すると言われていますが、これはあくまで自然リンクによるものです。
弊社のサイトは、自社で出来る被リンク対策は一切しておりませんが、それでも上位表示されているページが数多くあります。
完全に自社論になりますが、意識的に対策を講じる必要は無いと考えています。
ゆえに、オウンドメディア運営支援やサイト作成依頼の際には、これらの対策を重要視しておりません。
内部リンク構築でも十分な効果を得られます。
サブディレクトリ対策
現在、サブディレクトリ貸しによる「寄生サイト」が問題となっています。
全く関係のないジャンルの企業HPで利用しているドメインのサブディレクトリ(下層ドメイン)に、全く別の企業が全く関連性のないサイトを作る手法です。
特にco.jpドメインは、各法人1つしか持てないため、希少性が高く、信頼度の面からも評価が高くなりやすい傾向があります。
現在では完全に浸透したサブディレクトリ対策ですが、実は10年前でもその効果ははっきり表れていました。
と言うのも、元々弊社は自社サイトのサブディレクトリ(カテゴリ)対策を重視しており、長い間効果を発揮していたため、その効果が証明されています。
現在、サブディレクトリ対策をするとすれば、自社HP直下のサブディレクトリにオウンドメディアや自社ブログを作成する施策が主となります。
自社HPの権威性や信頼性、ドメインの強化につながります。
特にECサイトは評価がされやすいため、考えるべき対策と言えるでしょう。
事細かなSEO対策も数多くある
主なSEO対策を、10年前と現在を比較して説明しました。
この他にも、SEO対策は数多くあります。
例えば、レスポンシブ対応や、表示スピードの向上、サイト更新頻度のアップ、メディア掲載、SNS集客など、挙げればキリがないくらいにあります。
弊社が行うオウンドメディア運営支援のSEO対策は、主に以下の通りです。
- 濃厚かつ適正なコンテンツ作成
- KW選定と執筆のヒント
- 内部リンク構築
被リンク対策は、基本的に行いません。
良質なコンテンツがあれば、自然とリンクは付くものと考えています。
被リンク対策を第一に謳う業者も数多くありますが、効果的な反面危険度も高いため、時間がかかっても正攻法で行くのが望ましいです。
SEO対策は効果が出るまで時間がかかります。
早くて3か月程度、長くて1年程度です。
それ以上やっても効果が出ないのであれば、それはサイト設計を根本から見直すなどの対策が必要です。
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