Googleのコアアップデートが行われるたびに、気になるのがSEOの状況です。
SEO対策としては、Googleがこうした方が良いと言う方針は、曖昧にしか表現していないので、全てが憶測となる傾向があります。
人から聞くことも大切かと思いますが、何よりも自分で状況を把握し、客観的にSEOを眺めてみるのが良いかなと思います。
全てのジャンルにおいて、共通する内容ではありませんが、現在自分が必要とする情報だけでも仕入れておくことが望ましいです。
この情報は、自分で体感する以外にはっきりした状況を把握することが難しいと思っています。
私が体感で思う、現在のSEOの状況をご説明します。
体感的に思う、現在のSEOの状況
法人ドメイン以外が強くなった
状況としては、jpドメインなどの一般的なドメインが、7月後半から強くなった傾向を感じます。
法人ドメインが弱くなったのではなく、個人サイトが優遇されるようになったのかなと思っています。
と言うのも、ここ1,2年、企業サイトや公式サイトが強くなりすぎて、個人が壊滅状態になってしまいました。
そのバランスを整えるための施策をGoogleが講じたのではないかと思います。
弊社サイトでは、この法人ドメインでもサイトを運営していますが、弱くなった印象は無く、一般ドメインが強くなった結果、下がった印象があります。
また、コンテンツを随時追加する比較的新しいサイトにも恩恵があったのではないかと思います。
コンテンツ重視は本当かどうかわからない
ここ数年の傾向として、コンテンツ重視の傾向が強い印象がありますが、それは長文で詳細に記事にするのではなく、そのKWにおいて、重要な情報をいかに読みやすく、わかりやすくしているかモ重要な要素かと思っています。
実際に短文でも上がっているサイトはありますし、余計な情報をとにかく入れて、長文にするよりも、できるだけ読みやすい文字数でまとめている方が良いように感じます。
KWチェックや他サイトの調査は諸刃の剣
また、KWをチェックし、網羅するサイトはガツンと上がりやすい傾向があるものの、ネタが尽きたとたんに急落するような印象もあります。
よくいるSEOを生業にしている人や、昔ながらのアフィリエイトサイトを運営している人に多い傾向なのですが、とにかく自分でネタを探せない・考えることができない人が非常に多いです。
私のサイトも上位表示されているため、よく調査されている感覚があります。
と言うのも、私はKW選定は行わず、他サイトのチェックもやりませんので、公開する記事は全て自分で考えたり、その時に話題になっているもの、流行っているものを調査したものとなります。
私のサイトに被せたネタを頻繁に記事にしているサイトも見受けられます。
記事を丸ごとパクったり、リライトをかけるような感じではないかと思いますが、他サイトを調査して記事を作成するという事は、少なからずその記事に似た記事が出来てしまうわけで、結果的にアフィリエイト・SEO関連のサイト全体の評価を下げる要因となってしまいます。
こうした一連の盗人のような行為が、2023年10月の個人サイトを壊滅状態に追い込んだコアアップデートに現れたのではないかと推測しています。
結果的に、オリジナルサイトである公式サイトや通販サイトが多く残ったのだと思っています。
7月後半の順位変動は、こうした一連の流れから、信頼できるウェブサイトの一部が回復したものと考えています。
またいつ同じようなことが起こるかわからない
2023年10月のコアアップデートのような、未曽有の壊滅状態に、またいつなるかわかりません。
SEOは水モノであり、一定の運も必要で、これが正解と言うやり方は存在しません。
再現性が少なく、たまたま上手く行ってもそれが本当に正解だったのかはわからないので、私は運だと思っています。
ただし、適当なサイトを作成しても、間違いなく上がることはありません。
適切なコンテンツを取り入れ、オリジナルのネタや記事を作成することで、上がる確率を上げることができると認識しています。
Youtubeも同じように、誰もがやっているネタをパクッて動画を作っても同じような再生数は取れません。
それと同じように、自らのサイトも自分の知識をフル活用して、わからない部分だけ調べて、適切なサイト作りを行う必要があります。