布団は大きすぎて、自宅では洗濯することが困難なものですが、布団もクリーニングに出すことが可能です。
宅配クリーニングでは布団専門のクリーニングサービスを展開しているところもあるくらい、需要があります。
布団クリーニングの費用は、サービス提供業者やクリーニングの内容、そして布団の種類やサイズなどによって異なるものの、ある程度の相場を知っておきたいところ。
布団をクリーニングに出した時の平均的な価格帯やその他の方法を利用した場合などを検証していきたいと思います。
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布団クリーニングの平均的な価格帯
- シングルサイズの布団:約2,000円から5,000円
- ダブルサイズの布団:約3,000円から7,000円
基本的な価格設定は上記のようになります。
羽毛布団など、高級布団の場合は別途価格の見積もりが必要となる場合がありますので、出す予定のクリーニング店に直接確認した方が良いと思います。
掛け布団
- シングルサイズ:約2,000円から5,000円
- ダブルサイズ:約3,000円から7,000円
掛け布団の相場は上記の通りです。
基本的に数千円するのが相場となっていますので、安く購入した掛け布団で、汚れや痛みがひどい場合は買い替えの方を検討した方が良い場合もあります。
敷き布団
- シングルサイズ:約2,500円から6,000円
- ダブルサイズ:約4,000円から8,000円
掛け布団よりも敷布団の方が基本的には価格は高くなります。
重たいのでできれば宅配クリーニング等にお任せした方が自身的には楽ですよね。
こちらも数千円程度の費用が掛かるため、低価格の敷き布団は買い替えを検討するのも一つの手と言えるでしょう。
特殊な加工やダニ退治、防水加工などの追加オプション
- 通常のクリーニング料金にプラス数百円から数千円程度
布団とは切っても切れない間柄のダニですが、60℃以上の乾燥機を使用することがほとんどであるため、工程の段階で退治することが可能です。
追加オプションは通常、任意となりますので、幅広いサービス内容の一環としてチェックしておくと、意外と良いサービスが見つかるかもしれません。
布団専門の宅配クリーニングサービスがおすすめ!
宅配クリーニングでは、布団クリーニングを受け付けているところが多くみられます。
中には布団専門の宅配クリーニングもあるので、可能であればそちらを利用するのが最もおすすめです。
宅配クリーニングは基本的には店舗型のクリーニング店よりもほんの少し割高であることが多く、送料や集荷・配送の手数料が追加される場合があります。
具体的な費用を知りたい場合は、近くのクリーニング店や宅配クリーニングサービスの公式サイトなどで正確な料金を確認すると良いでしょう。
また、時期によってはキャンペーンや割引が適用される場合もありますので、それもチェックするとお得に利用できるかもしれません。
コインランドリーで布団クリーニングをした場合、どの位の費用がかかる?
コインランドリーでの布団クリーニングは、自分で操作するタイプの洗濯・乾燥機を利用するため、専門のクリーニング店よりも費用が抑えられる場合が多いです。
ただし、コインランドリーの機器の性能や場所、運営業者によって費用は異なることがあります。
一般的なコインランドリーでの布団クリーニングの料金の目安を調べてみましたので、参考としてご覧ください。
最大のメリットは費用が安い事と、しっかり乾燥させればすぐに布団を使用することができることです。
布団用の大型洗濯機
- 1回の使用料:約300円から700円
- 洗濯時間:約30分から40分
布団用の大型洗濯機が設置されているコインランドリーはとても便利です。
自分で持って行かなくてはいけないため、車移動が必須となり、運ぶのが大変というデメリットがあるものの、価格の安さは魅力的です。
自分で運ぶのが苦ではない方であれば、費用的にはコインランドリーが最もおすすめと言えるでしょう。
布団用の大型乾燥機
- 1回の使用料(約20分~30分):約100円から200円
布団用の大型洗濯機だけではなく、乾燥機も利用しなければなりませんので、費用的な合計金額は多く見積もると約1,000円程度です。
圧倒的にコスパが良いですし、問題となるダニ退治の場合、60℃以上で乾燥させる機能が付いた乾燥機であれば、駆除することが可能です。
ただし、布団のサイズや湿度によって、乾燥には数回の運転が必要になることがありますので、その辺りは考えておいた方が良いでしょう。。
故に洗濯と乾燥を合わせて、布団一枚を完全にクリーニングするのに大体500円から1,500円程度のコストがかかると考えられますが、、乾燥時間は天気や布団の種類、湿度などの条件により変わるため、余裕を持って時間や予算を計画すると良いでしょう。
また、最近のコインランドリーには、洗濯と乾燥が一度にできる一体型の大型機器も設置されている場所が増えてきています。
面倒だから一体化した大型洗濯機で洗濯してしまいたいという方にはうってつけです。
コインランドリーの布団クリーニングでダニ退治はできる?
コインランドリーの布団クリーニングによるダニ退治の効果は、使用する洗濯機や乾燥機の機能や温度に依存します。
概ね60℃以上の高温洗浄・高温乾燥で死滅させることができるので、気になる方は洗濯機や乾燥機の設定温度をチェックしてみましょう。
高温洗浄
ダニは高温に弱いため、60°C以上の温水で洗濯することでダニを死滅させることができます。
すべてのコインランドリーの洗濯機が高温で洗濯する機能を持っているわけではないため、使用前に確認が必要です。
対応していない場合でも、高温乾燥機は概ね60℃以上の高温で乾燥させるため、そちらでダニ退治をすることが可能です。
高温乾燥
乾燥機での高温乾燥もダニを退治する効果があります。
60°C以上で10分以上の熱を加えることで、ダニやダニの卵を死滅させることができるとされています。
多くのコインランドリーの乾燥機はこの条件を満たしている場合が多いですが、気になる方は予め温度をチェックしておくことをおすすめします。
コインランドリーでの布団クリーニングの注意点
布団の素材やタグの取り扱い表示を確認し、高温での洗濯や乾燥が適しているかを確認してください。
一部の素材は高温で縮んだり、形が崩れるリスクがあります。
乾燥機を使用する場合は、布団が完全に乾いていることを確認してください。
湿ったままの布団はダニの繁殖に適した環境となりますので、せっかく退治しても意味を成しません。
ダニ退治の効果を確実にするためには、高温での洗濯と乾燥が推奨されるため、コインランドリーの適切な機器を使用すれば、布団のダニ退治は可能です。
利用する前に機器の機能や操作方法を確認し、布団の素材や取り扱い表示もチェックすることを忘れないようにしましょう。
布団クリーニングとコインランドリー、どっちがお得?
料金的な面でいえば、圧倒的にコインランドリーがお得です。
高性能の大型洗濯機と乾燥機が設置されていますし、自分で持っていく面倒な作業が苦でなければ、個人的にはコインランドリーをおすすめします。
しかし、布団クリーニングはダニ退治等はもちろんの事、仕上がり具合から言うと圧倒的にクリーニング店にお任せする方に分があります。
どちらもダニ退治は可能ですので、仕上がり具合を気にされるのであれば、布団クリーニングを依頼するのがおすすめです。
どちらにもメリットデメリットが存在します。
費用で選ぶべきか、仕上がりで選ぶべきかを見極めて、布団をキレイにしましょう。