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革のジャケットは自宅で洗濯することはできる?お手入れの方法をまとめます

革のジャケットは自宅で洗濯することはできる?お手入れの方法をまとめます

ライダースジャケットなど、革のジャケット類、アウターは自宅では洗濯が難しいアイテムの一つです。

カッコいいジャケットを手に入れても、汚れが酷くなった時にどうやって手入れをすればよいのかわからなくなったりするもの。

洗濯機で洗っても良いのか、手洗いにすべきなのか、どうすればいいのかわからないという方も多いと思います。

革のジャケットを自宅でお手入れする方法をご紹介します。

革のジャケットは自宅で洗濯できない

革のジャケットは自宅で洗濯することはできる?お手入れの方法をまとめます

一般的に、革のジャケットは水や洗剤で洗うことは推奨されていません。

水に浸すと革が硬くなったり、縮んだり、色落ちしたりする可能性があります。

ただし、汚れを取り除いたり、臭いを消したりするためには以下の手順でお手入れをするのがおすすめです。

革のジャケットは表面の汚れを拭き取ったり臭いを取るお手入れが基本

革のジャケットは洗濯ではなく、基本的に汚れを拭き取ったり、臭いを取る方法で手入れをします。

表面の汚れを拭き取る方法

まず、革の表面のほこりや汚れを乾いた柔らかい布で軽く拭き取ります。

汚れがひどい場合は、水で湿らせた布で拭くことができますが、水分をできるだけ絞ってから優しく拭き取ります。

水を直接革にかけるのは避けてください。

ふき取りで取れない汚れに関しては、市販されているレザー専用のクリーナーを使用して、指示に従って汚れを落とします。

革のジャケットのにおいを取る方法

革のジャケットの中に重曹をまんべんなく振り、一晩放置した後、布で優しく拭き取ると、においが吸収されます。

重曹を使用するのが困難である場合は、外で風通しの良い場所に革のジャケットを吊るし、自然な風でにおいを飛ばすことができます。

保湿してお手入れしましょう

専用のレザーコンディショナーまたはモイスチャライザーで定期的に保湿することが重要です。

皮革製品は乾燥するとひび割れやすくなるため、日頃のケアが大切になります。

専門のクリーニング

家庭での処理が難しい場合、特に高価なアイテムや大切にしている革製品はプロのレザークリーニングサービスに依頼するのが最も安全です。

また、これらの手入れ方法には、革の種類(スエード、ヌバック、パテントレザーなど)によっては適さない場合もあるため、常にジャケットのケア指示に従ってください。

革のジャケットを長持ちさせるお手入れ方法

革のジャケットは自宅で洗濯することはできる?お手入れの方法をまとめます

革のジャケットの適切な手入れは、長持ちさせるために非常に重要です。

定期的なクリーニングを

乾いた布で定期的にホコリや汚れを拭き取いたり、汚れがひどい場合は、湿らせた布を使って拭き、その後乾いた布で水分を拭き取ります。

専用のレザークリーナーを使用して、汚れを優しく落とすのも大切な工程です。

シミの処理はできるだけ早く

シミはできるだけ早く処理することが重要です。

専用のレザーシミ取りを使うか、あるいは弱い石鹸水で湿らせた布でたたくようにしてシミを取り除きます。

皮革製品は水に弱いので、注意しながら作業を進めましょう。

防水スプレーの使用

革のジャケット用の防水スプレーを適用して、水や他の液体から保護します。

スプレーは一定距離を保って均等に吹き付け、乾燥させます。

雨や雪に濡れると、革が傷む可能性があります。

濡れてしまった場合はその都度ふき取るようにするのが大切です。

自然乾燥させる

革のジャケットを湿った状態で放置するとカビが生える原因になるため、湿気を避けて自然乾燥させます。

直射日光や高温にさらすのは避け、形を整えて陰干しすることが推奨されます。

湿気が多い場所に保管しないようにしましょう。

保湿クリームでケアする

レザーコンディショナーを使用して革に栄養を与え、柔軟性を保ちます。

コンディショナーは革の種類に合わせて選び、少量を布に取り、革の表面に薄く均一に塗布します。

湿気が強い場所に弱いですが、ある程度保湿しておかないとひび割れなどが問題となります。

保管場所を確保する

使用しない時は、通気性の良い布カバーで覆い、直接プラスチックに触れないようにします。

ジャケットに形を保たせるために、ハンガーに吊るして保管します。

太めのパッド入りハンガーが適しています。

シーズンの終わりはしっかりクリーニングする

シーズンが終わる時には、ジャケットをきれいにしてから保管します。

必要に応じて、プロのレザーケアショップでメンテナンスを行うことも考慮してください。

皮革製品が得意な宅配クリーニングに依頼する

革のジャケットは自宅で洗濯することはできる?お手入れの方法をまとめます

オフシーズンはクローゼットの奥に保管することになる革のジャケットですが、自宅で湿度調整をするのは難しいですよね。

皮革製品が得意な宅配クリーニングなら、保管期間が長い所を選択すれば、オフシーズン中は預かってくれます。

もちろん料金が発生しますが、大切な革のジャケットを長く使いたいのであれば、専門のクリーニング店を利用するのも選択肢の一つとして考えておくとよいでしょう。

革のジャケットは日々のケアが大切

革製品はナチュラルな素材であるため、手入れを怠るとすぐに劣化の兆候を見せることがありますが、適切なケアによって何年もの間、良い状態を保つことができます。

高価な革のジャケットの場合は、何年も使用したいですよね。

長く愛用するためには、日々のケアが欠かせないアイテムです。

  • この記事を書いた人
Mina

Mina

ライフスタイルに関する情報を発信するのが仕事の30代主婦。 趣味が洗濯の2児の母。

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