じめじめした日が続く梅雨の時期は、カビが大敵です。
ダニの心配もそうですが、この時期は布団にカビが生えたりすることも。
カビは臭いもそうですが、健康面でも何かしらの影響がありそうですし、早急に対処したいところ。
布団にカビが生えた場合、迅速な対処が必要ですので、カビが生えた布団の対処方法を順を追って説明します。
Contents
布団のカビの対処法
小さなカビや、まだ出来立てで根が浅いカビに関しては、自宅のケアで除去することが可能です。
カビの状態を確認
カビが広がっていない場合や浅い状態のカビは自宅での対処が可能です。
しかし、大きな面積にわたってカビが広がっている場合や、深くカビが浸透している場合は、プロのクリーニング業者に依頼することを検討しましょう。
この場合は自宅でのカビの対処が非常に難しくなります。
まずはカビの状態を確認しましょう。
カビがそれほど広がっていない場合は、自宅で処理することができますが、できるだけ屋外で行うのが得策です。
梅雨の時期は中々晴れた日が続かないですが、雨が降っていない日を選んで対処してみましょう。
風通しを良くする
まず、布団を乾燥させるため、天気の良い日に外に干します。
直射日光はカビの繁殖を抑制します。
また、乾燥させることにより湿気を除去し、カビを取り除きやすい環境を整えてあげます。
カビを取り除く
布団を干した後、カビの部分を柔らかいブラシで優しくはたいてカビを取り除きます。
家の中ではなく屋外で行い、カビの胞子が部屋の中に飛散するのを防ぎましょう。
使用したブラシはもちろんしっかり洗浄します。
カビ取り剤を使用
市販のカビ取り剤を用いて、カビの生えている部分を拭き取ります。
使用する際は、取扱説明書をよく読み、正しく使用してください。
カビ取り剤はお近くのホームセンターで取り扱っていると思います。
高価な物ではないので、梅雨の時期に自宅にあれば便利ですね。
自然乾燥
カビ取り剤を使用した後、布団をよく乾燥させます。
再び直射日光の当たる場所で干し、十分に乾燥させましょう。
臭い対策
カビの臭いが気になる場合は、市販の消臭スプレーや、布団専用の消臭剤を使用すると効果的です。
布団のカビの予防策はどうすればいい?
カビの原因となる湿気を避けるため、布団は定期的に天気の良い日に干し、部屋の湿度を適切に保つことが重要です。
じめじめした日が続くと、またカビが生えてしまうのではないかと不安になりがち。
除湿器などの導入も検討するのが良いと思いますが、予算的に厳しいのであれば、定期的に日干しにしたり、風通しを良くしてカビ予防をしましょう。
湿度調整用のアイテムもホームセンターなどで取り扱いがあると思いますので、それも考えてみると良いでしょう。
カビは健康に害を及ぼす可能性があるため、早めの対処と、再発防止のための予防策をしっかりと行うことが大切です。
コインランドリーでも布団のカビは除去できる?
布団のカビが酷い場合、自宅での対処が難しいと考えた時に思いつくのがコインランドリーです。
結論から言うと、コインランドリーではカビ対策はほぼできません。
カビは専用の洗剤を使用しないと除去できませんので、洗剤と水が中心のコインランドリーでのカビ対策は難しいです。
自宅でカビ対策が難しいと考えた場合は、専門のクリーニング店に依頼するのが得策です。
布団のカビは、クリーニング店に出せば何とかなる?
深くて広く広がったカビは、自宅では対処が非常に難しく、完全に除去することができない可能性があります。
クリーニング店に布団を出すことで、カビの問題は大きく改善される可能性が高いです。
プロの技術を信頼して任せてみよう
クリーニング店は専門の技術や設備、洗剤を持っているため、家庭での洗濯では難しいカビの除去や、その後のニオイの除去も効果的に行うことができます。
ただし、布団クリーニングを受け付けていないクリーニング店も数多くあります。
店舗に持っていくのも手間がかかりますので、自宅まで引き取りに来てくれる宅配クリーニングがおすすめです。
宅配クリーニングは布団クリーニングを専門に取り扱うところがありますので、カビに悩んでいるのであれば、そこに依頼してみるのも一つの手です。
深刻なカビの場合
布団全体に大量のカビが発生している場合や、カビが深く浸透している場合、完全にカビを除去するのは難しいこともあります。
そのような場合、クリーニング店に相談した上で、新しい布団を購入することを検討することも考えられます。
その布団にお金をかける価値があるのか、よく検討して決めましょう。
事前の相談
カビの状態や、クリーニング後の結果を確認するため、事前にクリーニング店に問い合わせ、相談することが重要です。
店舗によってはカビ専門のクリーニングを行っているところもありますので、そのような場所を選ぶのも良いでしょう。
クリーニング後の対策でカビ予防しよう
クリーニングを行った後も、再度カビが発生するのを防ぐための予防策が必要です。
布団を定期的に干す、部屋の湿度を管理する、湿気を取る商品を使用するなどの方法でカビの再発防止を行いましょう。
総じて、布団にカビが生えた場合、早急に対処することと、再発防止のための予防策をしっかりと行うことが大切です。