新しく洗濯機を購入する際に考える事、縦型洗濯機にするか、ドラム式洗濯機にするか。
どちらにも一長一短があり、選ぶ際に悩む傾向が見られます。
どちらの洗濯機も使用した経験がある筆者は、引越し先に設置できないサイズで買い替える事があり、その時の予算や機能性、自宅の設置場所のスペースで決めています。
自分の家族に最適な洗濯機、一人暮らしを始める際にどんな洗濯機を選べばよいのか、その参考になる情報について、比較しながらご紹介したいと思います。
Contents
縦型洗濯機とは？
縦型洗濯機とは、上から衣類を投入する形式の洗濯機です。
ドラム式洗濯機と比較すると、安価です。
昔からある形であり、ドラム式洗濯機が登場する前は縦型洗濯機が主流でした。
現在も新型が多数登場しており、ドラム式洗濯機よりもかなり低価格ですし、場所を取らない点が極小住宅や狭い洗面所に向いているため、需要はかなり高いです。
良い点
- 洗濯中でも蓋を開けて衣類を追加できるため、使い勝手が良いです。
- 縦型のデザインは場所を取らず、狭いスペースにも設置しやすいです。
- 一部のモデルは水の使用量が少なく、効率的です。
- ドラム式に比べて衣類への負担が少ないことがあります。
悪い点
- ドラム式に比べると、洗浄力が劣ることがあります。
- 水量が多いため、消費電力が高くなることがあります。
- 動作時の騒音や振動が大きいモデルもあります。
- 大容量の洗濯には向かない場合が多いです。
縦型洗濯機は操作性を重視し、スペースが限られた場所に適しています。
洗浄力や大容量の洗濯を重視する場合には他のタイプを検討するのが良いでしょう。
ドラム式洗濯機とは？
ドラム洗濯機は、前面から衣類を投入する形式の洗濯機で、その名の通り、内部にドラムと呼ばれる円筒形の洗濯槽を持っています。
コインランドリーで導入されている洗濯機のほとんどがドラム式洗濯機で、高い洗浄力と大容量が魅力です。
一方で、縦型洗濯機と比較するとかなり高額になります。
良い点
- ドラムの回転と落下動作により、強力かつ均一な洗浄が可能です。
- 縦型洗濯機に比べ衣類への摩耗が少なく、デリケートな衣類にも適しています。
- 一般的に水の使用量が少なく、エネルギー効率が良いです。
- 洗濯から乾燥まで一連の作業が一台で行え、便利です。
悪い点
- 縦型洗濯機に比べてかなり高価なモデルが多いです。
- 大型で重いため、設置には十分なスペースと強度のある床が必要です。
- 前面投入式なので、洗濯物の追加が難しい場合があります。
- 洗濯と乾燥を連続して行う場合、乾燥に時間がかかることがあります。
ドラム洗濯機は、洗浄力が高く、デザイン性に優れ、省エネ・節水効果が高いという利点があります。
しかし、価格が高く、設置にはスペースを要する点や、乾燥に時間がかかることなどのデメリットも考慮する必要があります。
住宅環境やライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。
二層式洗濯機とは？
現在はあまり使用されなくなりましたが、かつては洗濯機の主流だったのが二層式洗濯機です。
ついでですので、どんなものかをご紹介したいと思います。
二層式洗濯機は、その名の通り、二つの層で構成されている洗濯機です。
通常、上部に洗濯用の槽と下部に脱水用の槽を備えています。
詰まるところ、全自動化ができない洗濯機となりますので、他の2つの洗濯機と比較すると不便さを感じるかと思います。
良い点
- 他のタイプに比べて価格が安いことが多く、初期投資が少なくて済みます。
- 操作がシンプルで、基本的な洗濯ニーズに対応します。
- コンパクトなサイズのため、狭い場所にも設置しやすいです。
- 洗濯と脱水のタイミングを自由にコントロールできます。
悪い点
- 洗濯から脱水への衣類の移動が手動であるため、手間がかかります。
- 高価なモデルに比べると洗浄力が劣ることがあります。
- 多機能性や自動化機能に欠け、基本的な洗濯機能のみを提供します。
- 大容量の洗濯には向かないため、大家族などには不向きかもしれません。
二層式洗濯機は、価格が手頃で基本的な洗濯には十分対応できる点が魅力です。
しかし、手動での操作が必要であり、洗浄力や機能性に限界があるため、現在ではほとんど用いられなくなっています。
縦型洗濯機とドラム式洗濯機、どちらを選ぶのがおすすめ？
洗濯機の選択は、ご自身の生活スタイルやニーズ、予算、設置場所に大きく依存します。
予算だけで選ぶのであれば、二層式洗濯機が最も安価ですが、この3タイプから敢えて選ぶ人はほとんどいないと思います。
表にしてみますので、比較してみて下さい。
| 縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 | |
| コスト | ドラム式より安価 | 縦型よりかなり高額 |
| 洗濯量 | 洗濯物の量によって大きさを選べる | 大容量でたくさん洗えるが小さいサイズは無い |
| 衣類の種類 | デリケート洗いにも基本的に対応 | デリケート洗いに適した構造 |
| 途中追加 | 洗濯の途中でも衣類の追加が可能 | 洗濯を開始すると開けることはできない |
| スペース | コンパクトで省スペースな作り | 大きいのでスペースをとる |
| 洗浄力 | 良い | とても良い |
| 省エネと節水 | 頑張っているがドラム式よりコストがかかる | 効率的な水と電力の省エネが可能 |
| デザイン | これぞ洗濯機と言うデザイン | スタイリッシュでモダンなデザイン |
| 乾燥機能 | 付いているものは高額 | ほとんどのモデルで全自動で乾燥が可能 |
コスト面や設置場所を考えるのであれば、縦型洗濯機がおすすめです。
洗濯機は置けなければ使いようが無いので、必然的に選択肢が絞られます。
設置場所を確保できる・大容量を全自動で乾燥までやりたい場合はドラム式洗濯機がおすすめです。
価格は縦型洗濯機よりも1.5倍～2倍以上ですが、洗濯の頻度が高いのであれば省エネや節水を考えた時にもドラム式洗濯機が良いでしょう。
縦型とドラム式の人気の面ですが、現在はドラム式の方が人気があるようです。
その機能性の高さから、特に家族で使用したい場合はスペースさえあればドラム式を選ぶ方が多くなっています。
縦型洗濯機がおすすめの人
- 低コストで洗濯機を購入したい
- 家族が少人数
- 設置スペースが狭い
- 小さい洗濯機が欲しい
縦型洗濯機は容量によって大きさが大きく異なります。
一人暮らしの方はもちろん、一定の人数にも対応したモデルが豊富で、洗濯物の量によってサイズを選ぶことができるのが大きなメリットと言えます。
ドラム式洗濯機がおすすめの人
- 大容量で洗濯頻度が高い人
- 大家族
- 設置スペースが広い
- 全自動で乾燥まで仕上げたい
- 省エネと節水を重視したい
ドラム式洗濯機は機能性が非常に高く、最先端の洗濯機です。
高価ですが、それに見合うパフォーマンスを発揮してくれるのは間違いありません。
予算に余裕のある方は、ドラム式洗濯機を選ぶのがおすすめです。
洗濯機をオンラインショップで探してみよう
オンラインショップでは、家電量販店よりも安価で購入できるモデルが多数揃っています。
家電量販店ではスペースに限りがあるため、一定のブランドや種類の洗濯機しかチェックできませんが、実物を見ながら購入を検討できるメリットがあります。
どちらを選ぶのかは個人によりますが、色々な種類やブランドの洗濯機をチェックしたいならオンラインショップがおすすめです。
楽天市場
楽天市場では、様々なモデルの洗濯機をチェックすることができます。
詳細情報や口コミをチェックし、気に入ったものがあればもっと安価な洗濯機も探すことができます。
ビッグカメラのオンラインショップでもある楽天ビッグもおすすめです。
Amazon
種類が豊富なネット通販と言えば、Amazonもおすすめです。
数えきれないほどの種類の洗濯機が用意されていますので、お好みに合わせてチェックしてみましょう。
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