新しい洗濯機を購入する理由として、やはり故障が主な理由と言うご家庭が多いと思います。
基本的に洗濯機の耐久年数は一般的には7~10年程度とされていますが、機種や使用状況により異なります。
ドラム式と縦型のそれぞれについての耐久年数や買い替え時期、新品の購入後のお手入れについてご説明します。
Contents
洗濯機の耐久年数はどのくらい?
ドラム式洗濯機
平均耐用年数は8~10年とされており、水をあまり使わず、衣類に優しい洗い方が特徴で、高機能なものが多く、耐用年数も比較的長めなのがドラム式洗濯機のメリットです。
湿気がこもりやすいため、カビやホコリの除去など定期的な手入れが必要です。
また、故障すると修理費が高額になることが多いです。
縦型洗濯機
平均耐用年数は7~8年とされており、洗浄力が高く、泥汚れなどに強いのがメリットです。
価格も比較的リーズナブルで、シンプルな構造のものが多いため修理費も抑えやすいです。
縦型は摩耗や経年劣化が生じやすいため、ドラム式に比べて耐用年数はやや短めです。
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新しい洗濯機の買い替え時期はいつがいい?
洗濯機を新品で購入する際、狙い目の時期は、各時期にセールや在庫処分など。
価格が下がりやすい時期が最もおすすめです。
3月と9月の決算期
家電量販店の決算期にあたるため、在庫処分や大規模セールが行われる時期が最もおすすめです。
洗濯機自体が新しいモデルへの入れ替えが進む時期なので、型落ち品などもお得に購入しやすいです。
新モデル発売時(5~6月)
多くのメーカーが春から夏にかけて新モデルを発表するため、型落ち品が安くなります。
型落ちと言っても、それまでは最新の洗濯機ですし、機能的に劇的に変化することはありませんので、旧式の購入を検討するのはおすすめです。
最新機能が必要ない場合には、型落ちモデルがリーズナブルな価格で購入でき、コストパフォーマンスが高いです。
年末年始セール
年末のボーナスシーズンや初売りのタイミングで、家電量販店がセールを実施することが多いです。
ボーナスを見越して値引きが行われるため、最新モデルも含めて価格が安くなっている場合があります。
新品の洗濯機はどの程度お手入れをすればいい?
新品の洗濯機を購入し、使用し続けていると、必ずどこかのタイミングで洗濯機を洗浄する必要が出てきます。
中古の場合は購入後、すぐに洗浄する方が多いと思いますが、新品の場合はどうなのでしょうか?
大体は1か月~2か月に1度洗浄することをおすすめします
新品の洗濯機を購入した場合、定期的なお手入れが重要ですが、その頻度は使用状況やモデルによって異なります。
説明書に記載があると思いますが、見つけられない方もいると思います。
概ね1~2か月に1度、洗濯槽クリーナーを用いた洗浄をするのが望ましいです。
その他、洗濯フィルターやパッキンの掃除もありますが、それについては以下にまとめてみます。
洗濯槽クリーナー
洗濯機の臭いやカビの発生を防ぐために、1〜2ヶ月に1回の頻度で洗濯槽クリーナーを使用して洗濯槽の掃除を行うことが推奨されます。
洗濯槽クリーナーはドラッグストアやスーパーで日常的に取り扱いがあります。
また、洗濯機によっては洗浄メニューがありますので、そちらも利用すると良いでしょう。
洗濯槽クリーナーがよくわからないという方は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
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なお、洗濯槽クリーナではなく、漂白剤を使用するよう明記されている洗濯機もあるようです。
まずは説明書を確認することが重要です。
もし手元に説明書が無い場合は、洗濯機の型番で検索してみましょう。
ネット上にはメーカーから出ている説明書が用意されている場合が多いです。
フィルターの清掃
ほとんどの洗濯機には糸くずフィルターがあり、これを定期的に掃除する必要があります。
使用頻度にもよりますが、1週間に1回から2週間に1回の掃除を推奨します。
フィルターは割と掃除しやすい部分ですので、ゴミが溜まっているのを確認した地点でそうじしておくのがおすすめです。
ドアパッキンやゴム部分の拭き取り
意外とおろそかになりがちなのが、ドアパッキンやゴム部分です。
放置すると、カビの原因にもなりかねません。
洗濯機のドアパッキンやゴム部分は湿気が溜まりやすく、カビが生える原因になります。
使用後にこれらの部分を乾いた布で拭き取ることで、カビの発生を防ぐことができます。
外部の掃除
直接洗浄力に影響があるわけではありませんが、洗濯機外部のお手入れも行うべきでしょう。
洗濯機は衣類を扱う特性上、ほこりが溜まりやすいです。
特に洗濯機に入れる際に舞い散るほこりが蓄積しがちです。
洗濯機の外部も埃や汚れが溜まるため、定期的に拭き掃除をすることが重要です。
月に1回程度が適切でしょう。
お持ちの洗濯機の種類やモデルによって、お手入れの方法や頻度に違いがある場合があります。
洗濯機の取扱説明書を確認し、メーカーの推奨するお手入れ方法を守ることが最も重要です。