衣類の色褪せは、特に購入後間もない頃や、衣類の素材によって起こり得ます。
また、何度も洗濯していると、だんだん色褪せが酷くなる場合もありますよね。
こうした洗濯による色褪せや色移りは、お気に入りの服を台無しにするばかりか、色移りによって他の家族の服まで酷い状態になってしまう可能性もあります。
衣類の色褪せの原因と、基本的な対策例をご紹介します。
Contents
衣類の色褪せの原因は?
衣類の洗濯時に色褪せが起こる原因は、たくさんあります。
- 高温の水
- 摩擦
- 紫外線
- 漂白剤
- アルカリ性の強い洗剤や過剰な洗剤の使用
- 洗濯回数の多さ
- 乾燥機の高温と機械的な動き
- 鉱物成分が多い硬水
- 柔軟剤の成分
- 化学薬品や漂白剤を含む洗濯前処理剤
何度も洗濯をすると、色褪せてしまう傾向があるのはご存じのとおりかと思います。
それぞれの項目の原因となるものを取り除くのが最善策かも知れませんが、それでは効率的な洗濯ができません。
原因となりつつも、必要な要素を上手く取り入れて洗濯する必要があります。
衣類の色褪せ対策10選
衣類の色褪せを出来るだけ防ぎ、衣類を清潔に保つために、色々な工夫をしてみましょう。
基本的な対策を10例ご紹介します。
裏返して洗う
衣類を裏返して洗うことで、洗濯機の摩擦から生地の表面を保護し、色褪せを防ぎます。
表面の衣類のダメージを防ぐ対策です。
冷水で洗う
冷水で洗うことで、染料が生地から抜けるのを防ぎます。
高温の水は色褪せを促進する可能性がありますので、お風呂のお湯を洗濯で使用する際は、前日の冷めた水を使用するのがおすすめです。
色褪せ防止洗剤を使用する
汚れを強力に落とす洗剤を使いたくなるかもしれませんが、色褪せが心配な時は、色褪せ防止専用の洗剤を使用すると、衣類の色を長持ちさせることができます。
日陰で乾かす
紫外線が強い直射日光を避け、日陰で乾かすことで紫外線による色褪せを防ぎます。
乾きが遅くなると考えるかも知れませんが、適度に風が当たれば、日影でも爽やかに乾かすことができます。
漂白剤を避ける
漂白剤は染料を分解し、色褪せを引き起こすため、使用を避けるべきです。
強い汚れがある時のみの使用にするか、そうした時は手洗いにしたり、分別して洗濯するのがおすすめです。
柔軟剤の使用を控える
柔軟剤は衣類の色を劣化させることがありますので、使用を控えるか少量にします。
漂白剤のように色褪せの原因となる例としては割と小さな原因ですが、気になる方は注意しましょう。
洗濯回数を減らす
必要以上に頻繁に洗濯しないことで、色褪せを防ぐことができます。
洗濯の間に衣類を風通しの良い場所に干すのも良い方法です。
肌に密着する衣類以外は、洗濯する感覚を開けてみるのも良いでしょう。
洗濯ネットを使う
デリケートな衣類や色が褪せやすい衣類は、洗濯ネットに入れて洗うと、摩擦を減らし色褪せを防げます。
同じ色の衣類と一緒に洗う
色移りを防ぐために、同じ色の衣類だけを一緒に洗うようにしましょう。
特に色が濃い衣類は、初期の洗濯時は色落ちが大きい場合があります。
手間がかかりますが、色褪せが心配な場合は考慮に入れておくとよいでしょう。
酸性の洗浄剤を使用する
酸性の洗浄剤は中性やアルカリ性の洗浄剤よりも色褪せを防ぐ効果があります。
また、衣類へのダメージが少なく済みます。
強力な汚れには弱いという弱点がありますが、通常の使用後であれば問題無くきれいにすることができます。
他にも色褪せ対策はある?
プロのクリーニングにお任せするという手がありますが、毎日着用するものをわざわざ何度もクリーニングに出すのは、お金がかかって仕方がありません。
出来るだけ自宅での対策が望ましいですが、月に数回、お気に入りの服をクリーニングに出してメンテナンスをするのもおすすめです。
それだけ長く愛用することが出来るようになりますし、きれいな状態を保つことも可能です。
店舗に持っていくのが面倒…
月に数回、決まった回数でクリーニングを出したい…
と言う方は、宅配クリーニングが便利です。
こちらの記事を参考に、お好みの宅配クリーニングを探してみて下さい。