季節ごとに絨毯やカーペットを変えている方も多いと思いますが、絨毯は常に人が上を歩くため、どうしても汚れてしまうものですよね。
安物ならいざ知らず、高級カーペットや絨毯は長く愛用したいはずです。
小さいものなら自宅で洗浄することが可能ですが、大きいものは無理な家庭がほとんどかと思います。
絨毯やカーペットはクリーニングに出した方が間違いなく自分の負担が減ります。
取り扱っている店舗が少ないので、探すのが大変かと思いますが、6畳以上の大きな絨毯やカーペットでも取り扱い可能な宅配クリーニングがあります。
Contents
絨毯やラグ、カーペットはクリーニング店で取り扱っている?
多くのクリーニング店ではラグ、カーペット、絨毯のクリーニングを取り扱っています。
家庭での手入れが難しく、専門的な機器や技術が必要とされることが多いため、クリーニング店での対応が一般的です。
ラグやカーペット、絨毯のクリーニングにおいてのポイントは以下の通りです
専用機器:
クリーニング店では、大きなカーペットやラグを洗浄するための専用機器を持っています。これにより、均一に洗浄し、乾燥まで行うことができます。
汚れやシミの対応:
シミや汚れの原因に応じて、適切な洗剤や方法を選択して取り扱うことができます。
臭いの除去:
ペットの臭いやタバコの臭いなど、特定の臭いの除去も専門的な方法で対応可能です。
保護:
クリーニング後、汚れが付きにくくなるようなコーティングを施すこともできる場合があります。
取り扱いサイズ:
大きさや種類によっては取り扱いが難しい場合もあるため、事前にクリーニング店に問い合わせて確認すると良いでしょう。
料金:
カーペットやラグの大きさ、材質、汚れの状態などによって料金が異なることが多いので、事前に見積もりを取ることをおすすめします。
家庭用の掃除機やカーペットクリーナーでの日常的な手入れも大切ですが、定期的にプロのクリーニングを受けることで、ラグやカーペットを長持ちさせることができます。
大きな絨毯もOKの宅配クリーニング・リナビス
大きな絨毯もクリーニングできる希少な宅配クリーニング
絨毯・カーペットコースが、6畳分12,100円~(税込)の価格設定のリナビスは、衣類から布団、ぬいぐるみまで何でもクリーニングしてくれる人気の宅配クリーニングです。
高級ブランドや6畳より大きいタイプの絨毯やカーペットは別途見積もりが必要ですが、宅配クリーニングの絨毯クリーニングでは平均的な価格設定です。
可能な範囲で、ほつれも直してくれる充実ぶり。
絨毯・カーペットクリーニングをやってくれるところは少ないので、利便性の高さも相まって選ぶ人が多いです。
主なプラン
絨毯コース:12,100円~(税込)*6畳分、それ以上若しくはペルシャ絨毯などの高級ブランドは別途見積もり、2枚目以降30%OFF
保管期間
最大12か月間(衣類・靴)
仕上がり目安
約3週間~
送料
送料無料 北海道・離島2,090円、沖縄6,050円
支払方法
クレジットカード、NP後払い、代引き決済
対応エリア
全国
取扱不可
汚れレベルや破損等による取扱不可あり
その他サービス
シミ抜き無料、毛玉取り無料、ボタン修理無料、再仕上無料など
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大型絨毯は自宅でクリーニングした方がいい?
絨毯やラグマットなどは、自宅でのクリーニングがむずかしい代表的なアイテムです。
なかには掃除機をかける程度のお手入れしかできず、汚れてしまった場合は諦めて買い替えてしまうというご家庭もあるかもしれません。
ペットや小さな子がいるご家庭では絨毯が汚れる頻度も高く、自宅で少しでもきれいにできたらと思う人もいるでしょう。
そこで本記事では絨毯やラグの汚れを自宅できれいにするための方法や、注意点についてお話いたします。
自宅で絨毯をクリーニングしたいと考えているかたや、うまく汚れが落とせず困っているかたは参考にしてみてくださいね。
洗濯機で洗いたいならコインランドリーが選択肢にある
まず、絨毯やカーペットの洗濯は家庭の洗濯機では難しいです。
そこで、大型洗濯機が置いてあるコインランドリーを利用するという手。
絨毯や布団などの大型洗濯物は、コインランドリーを利用する方が多いです。
よほど大きすぎない限り入りますので、コスト面を考えても労力と比較すると割に合うと思います。
選択肢の一つとして考えておいてください。
まずは、自宅でできる汚れの落とし方について解説します。
自宅で汚れや染みを落とすために必要なアイテム
絨毯やラグ、カーペットなどの大物は洗濯機に入らないため、気軽にお洗濯をするというわけにはいきません。
また素材的にも水洗いなどに適していないものも多く、取り扱いには注意が必要です。
では、もしも絨毯やラグに飲み物などをこぼしてしまい、シミがついてしまった場合がどうすればよいのでしょうか。
このような場合はシミのもとになっている汚れの性質に合わせて、部分的に染み抜きを行うと良いでしょう。
部分的に染み抜き処理をすれば、絨毯の素材などを傷めることも少なくすみます。
絨毯の染み抜きのさいに、あると便利なアイテムをいくつか紹介します。
- キッチンペーパー
- 雑巾やタオル数枚
- 中性洗剤(食器洗い洗剤などでOK)
- ぬるま湯(湯桶でも良いですが、霧吹きに入れると便利)
- 歯ブラシやブラシ
油性の汚れや落としにくい汚れの場合は、以下のアイテムもあると便利でしょう。
- 除光液などのアルコール類
中性洗剤でもある程度落とせる場合がありますが、ベンジンや除光液などのアルコール類があると、よりスムーズに落とせるはずです。
自宅クリーニングのやり方
絨毯などに部分的についてしまった汚れやシミなどは、ついている汚れに合わせた方法でクリーニングします。
それぞれパターンに分けて、自宅クリーニングの仕方をお伝えしましょう。
水溶性のシミの場合の手順
果汁やジュース、コーヒーや紅茶、ワインなど、のみのもの多くは水溶性の汚れです。
こうした汚れは比較的簡単に落とせます。
1.水気をとる
飲み物の入ったコップをひっくり返してしまうなど、こぼしてすぐの場合、まずは素早くキッチンペーパーやきれいなタオルで水気を吸い取って取り除くことが大切です。
このときゴシゴシこするとシミ汚れを広げてしまうので、こすってしまわないようやさしく吸い取るようにするのがポイント。
まずは水分の上にキッチンペーパーやタオルを乗せて、自然に吸水するのを待ちます。
ある程度水気が吸い取れたら、きれいなペーパーやタオルでトントンと叩くようにしてふき取るようにしましょう。
2.タオルに中性洗剤をつける
食器洗い洗剤などの中性洗剤をぬるま湯で少し希釈し、タオルにつけて汚れになじませながら落とします。
洗剤をつけたタオルで汚れの部分を、トントンと叩くようにして汚れを取りましょう。
また汚れが乾いて固まってしまっているときなどは、歯ブラシやブラシの先に洗剤液をつけて、トントンと叩いてなじませる方法も効果的です。
ただしこの時はゴシゴシこすらないようにすることが大切です。こすってしまうと、汚れを広げてしまったり絨毯を痛めてしまったりします。
洗浄液と汚れをなじませて浮かせるようなイメージで、トントンと軽くたたくのがきれいに落とすコツです。
3.すすぎ
汚れが落ちてきれいになったら、絨毯に残っている中性洗剤をぬるま湯ですすぎます。
すすぐといっても、お湯をじゃぶじゃぶと直接かけるわけにはいかないので、ぬるま湯を含ませたタオルなどでふき取ります。
4.乾燥させる
絨毯を濡れたままにしておくと、嫌なにおいが発生する原因となります。
乾いたタオルなどでトントンと叩き、水気を吸い取って乾燥させましょう。
毛足の長いラグなどは、ブラシをかけながらドライヤーをかけて乾かすと、よりきれいになります。
繊維の種類によっては熱に弱いものもあるので、熱のあてすぎにはご注意くださいね。
油溶性のシミの場合の手順
油や醤油、マヨネーズなど、べたべたして簡単には取れないのが、油溶性の汚れやシミです。
食器洗い洗剤にも、油を分解させる成分が含まれていますので、水溶性の汚れの落とし方と同様の方法でもある程度は落とせます。
ですがそれでも落ちない場合があるため、心配な時は以下の手順を試してみてください。
1.まずは汚れを取り除く
最初に目立つシミ汚れをざっと取り除きます。
水気の多い汚れの場合は、キッチンペーパーなどに吸わせて取り除きましょう。
粘り気の強い場合は、ペーパーでつまむようにして汚れを取り除き、ゴシゴシこすらないようにするのがポイントです。
ペーパーなどを押し付けても汚れが付かなくなる程度まで、しっかりと水分や汚れを取り除きます。
2.ベンジンや除光液でシミを除去
除光液などをきれいなタオルにしみこませて、汚れの外側から内側に向かって叩きながら汚れを拭き取ります。
このときこすらないようにすることと、内側から外側に移動させないようにすることが大切です。
汚れを伸ばしてしまうことがないよう、「叩いて落とす」ことを意識してくださいね。
※除光液などが使えない素材もあります。その場合はベンジンや除光液を使用しないようにしてください。
※アルコール類を使用する際はゴム手袋などを使用し、手荒れをしないよう対策をしましょう。
3.中性洗剤を薄めた洗剤液でふき取る
食器洗い洗剤(中性洗剤)をぬるま湯に溶かして薄めた洗浄液を作り、タオルにしみこませてから絨毯の汚れた部分をたたきながら拭きます。
このときも、ベンジンや除光液を使ったときと同様、外側から中心へ移動させながら拭くようにします。
シミ汚れが目立たなくなるまで、何度か繰り返し拭きましょう。
4.ぬるま湯ですすぐ
キレイなタオルにぬるま湯を含ませて、中性洗剤をすすぎ落します。
泡立ちがなくなるまで、タオルの面を変えながら繰り返し拭き取りましょう。
5.しっかりと乾かす
最後は絨毯に残った水気を、乾いたタオルなどでしっかりと吸い取ります。
水溶性のシミ汚れを取ったときと同様に、ドライヤーなどを活用して乾かしてもOKです。
頑固な汚れはクリーニングに出すのが得策
自宅で絨毯の汚れを落とすのには、どうしても限界があります。
大きなもののため洗濯機での洗濯ができず、バスルームで水洗いをしたとしても干す場所がないのも問題でしょう。
自分でシミ汚れを落とそうと挑戦してみるものの、うまく落とせないばかりか、絨毯を傷めたり毛並みが悪くなったりしてしまうこともあるかもしれません。
自信がないという場合は、無理をせず先にご紹介したリネットに任せてしまうのがおすすめです。
自宅まで配送業者が取りに来てくれますし、受け取りも自宅ですので、楽です。
料金は高いですが、愛着のある絨毯やカーペットのクリーニングの選択肢として考えておきましょう。
コインランドリーを利用する方法
ホームセンターや家具店で購入した安い絨毯やカーペットをわざわざ高いお金を払ってまでクリーニングしたくないという方も多いと思います。
その際は買い替えが主な選択肢となると思いますが、特に愛着があったり、意外と高価な絨毯やカーペットの場合、買い替えとなると、なかなかそうもいきません。
コストを抑えて、手軽に洗濯をするのであれば、コインランドリーを利用するのが最もおすすめの方法です。
コインランドリーで絨毯やカーペットを洗う際のメリットとデメリットをご説明します。
参考
コインランドリーでもラグ、カーペット、絨毯のクリーニングはできる?
コインランドリーでは、大型の洗濯機や乾燥機が設置されているため、家庭用の洗濯機では洗えない大きなラグや絨毯を洗うことができます。
ただし、専用のクリーニング店のような専門的な洗浄技術や設備は持っていないので、その点を理解して利用することが大切です。
コインランドリーは手軽に大きなアイテムを洗浄するのに便利ですが、専門的な洗浄やケアが必要な場合は、専門のクリーニング店を利用することをおすすめします。
コインランドリーを利用するメリット
大型洗濯機の利用が可能
コインランドリーには家庭用よりも大きな洗濯機があり、大きな絨毯も洗濯可能です。
大抵のコインランドリーの場合は、洗剤や柔軟剤が自動で投入される、全自動型ですので、洗濯機の中に入れて、ボタンを押すだけです。
乾燥が足りないと感じた時は、大型乾燥機も用意されていますので、そちらで乾燥させましょう。
そのまま持ち帰り、自宅で干しても良いと思います。
乾燥機の料金は100円~ですので、絨毯やカーペットの洗濯表記を確認し、乾燥機がOKであればコインランドリーの乾燥機を使用するのがおすすめです。
時間と労力の節約
家での手洗いに比べて、コインランドリーでは時間と労力を大幅に節約できます。
大変なのは、自宅からコインランドリーまで絨毯を運ぶことだけです。
専門的な洗浄プログラムが用意されている場合がある
コインランドリーの洗濯機には、絨毯など特殊な素材を洗うための専門的なプログラムが備わっていることがあります。
絨毯に最適な洗浄方法が選択できるので、正にコストパフォーマンスが高い洗濯になります。
高速脱水機能
効率的な高速脱水により、乾燥時間が短縮されます。
自宅で乾かす場合でも、しっかり脱水できていないと生乾きの原因になりますので、脱水力が強い洗濯機が使えるのは大きな魅力です。
コインランドリーを利用するデメリット
洗浄コストがかかる
当たり前ですが、家庭用洗濯機と比較して、コインランドリーの利用はコストが高くなりがちです。
ただ、クリーニングに出すよりははるかに安く済みますし、家庭での洗濯よりもずっときれいに仕上がります。
大型洗濯機を使用する場合の金額は概ね1,000円以内ですので、コスパが良いのは確かです。
運搬の手間
大きな絨毯をコインランドリーまで運ぶのは、一苦労です。
これがクリアできるのであれば、圧倒的にコインランドリーを利用する価値があります。
洗濯機が空いていない場合がある
人気のコインランドリーでは、洗濯機が空いていないこともあります。
最近のコインランドリーでは、アプリが用意されているところがあり、空き状況の確認が出来ます。
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私が推奨するのは、コインランドリーです。
コスパが良いですし、運びさえすれば全自動です。
コストがかかると言っても、すごく高いわけでもないので、低価格の絨毯やカーペットを買い替えるよりもコスパが良いです。
ただし、高級ブランドの絨毯やカーペットは宅配クリーニングにお任せした方が良いでしょう。
繊細な作りのアイテムは、自宅で素人作業では上手く行かず、傷めてしまう可能性もあります。
予算と目的に応じて、どれが良いのかを選んでください。