服を選ぶとき、どんなところをポイントに選んでいますか?
お気に入りのブランド、オシャレなデザイン、値段などさまざまなポイントがあるかと思いますが、自分に似合うものを買いたいですよね。
実際に買ってみたり、「着てみたときになんか肩周りが気になる…」「可愛い服なのにいかつい印象になる…」といった経験ありませんか?
サイズ感は合っているのになぜかしっくりこない時、もしかしたらあなたの肩と服が合っていないのかも。
そこで、肩のラインに注目してお悩みを解決する方法をご紹介します!
Contents
肩のラインの特徴
肩は基本的になで肩、普通肩、いかり肩の3つに分けられます。
もし自分がどちらかわからない場合、自分の鎖骨を見てみましょう。
身体の中心から鎖骨が上がっていればいかり肩、下がっていればなで肩です。
なで肩は華奢見えするので女性らしさが際立つ一方、ブラ紐やリュックが肩からずれ落ちやすい特徴があります。
一方、いかり肩はがっしりとした印象になりますが、安心感のある雰囲気と小顔に見えるという特徴が。
肩のラインが違うだけで、見え方は全然異なり似合うファッションも別々なんです!
それではもう少し詳しく、それぞれの特徴を紹介しましょう。
なで肩の特徴
なで肩は首から肩にかけての傾斜が大きいため、肩幅が小さく、細く華奢に見えるため、小柄に見えるので女性にとってはなで肩でよかったという方もいるのでは?
しかし、姿勢が悪くなりやすく、猫背や首が前に出た姿勢になるストレートネックが多いのもなで肩の人です。
優しい・柔和・物腰が柔らかな印象を受けますが、肩が凝りやすくいかり肩と比べてマッサージなどでのスッキリ感も少なめです。
また、華奢な肩回りに見えるため、顔が大きく見えてしまう効果があります。
いかり肩の特徴
いかり肩は、比較的欧米人に多く肩幅が広く身長が高めに見え堂々と自信のある人というイメージを受けます。
猫背になりづらく姿勢が良く見ることから、男性だとスーツがパリッと着こなせますししっかりした人、頼りがいのある人に見えます。
女性だとコレクションなどに登場するモデルに多いのがいかり肩で、なで肩とは逆に、肩幅が広く見える為小顔に見える効果も。
それぞれのメリット・デメリットってどんなことがあるの?
なで肩、いかり肩それぞれの特徴を理解した所で、それぞれのメリット・デメリットと合わせて、どんな服を選ぶのがオススメかご紹介します!
なで肩
なで肩は、普通の肩のラインの人に比べると華奢な印象で、細く見えます。
そのため似合う服は、和装、袖や肩にボリュームやポイントのあるのあるデザイン、華奢見えするホルターネック、ボートネック、フレンチスリーブなど。
ボーダー柄は横へのラインが強調されるのでぜひ取り入れたいもの。
また、首が長く見える為アクセサリーやストールなどで肩周りをカバーするのもオススメ♪
なで肩のデメリットとして、顔が大きく見えること、姿勢が悪く見えバストも下がって見えます。
苦手な服としては、タートルネックなどの詰まった衿デザイン、タンクトップやカーディガンなどベーシックでシンプルな形。
抜け衿やドロップショルダーは、服と体のボリューム感次第で肩周りをカバーできることもありますが、服に着られている印象となってしまう場合もあるので、ぜひ試着して選びたいデザイン。
ラグランスリーブは肩から腕へなだらかなラインが特徴なので特に避けたいデザイン。
フォーマルな場面に使いたいジャケットは肩パットありを選びましょう。
サロペットなどは肩紐が落ちやすいので、着ていて気になってしまうかも。
ショルダーバッグもずり下がりやすいので、使いたい時は、エポーレットのついたアウターとコーディネートすると引っ掛かりが出来るので、ずり落ちないのでオススメ!
苦手なお洋服
肩のラインがそのまま出てしまうシャツとカーディガンの組み合わせは、肩の傾斜が素直にシルエットに出てしまいます。
さらに、前端のボタンをきっちり閉めることにより首回りがコンパクトになり、頭が大きく見えてしまうことに。
カーディガンのボタンもカラフルでオシャレですが、子どもっぽい印象に繋がりました。
Aラインのシルエットも肩を狭く見せているため、シャツを着るなら腰くらいの長さの丈を選んだりボーダーなどの柄ありを選ぶ方がよいですね。
似合うお洋服
なで肩の女性にぜひ着こなしてほしいフリル袖のブラウス!
やや詰まっている衿デザインですが、ギャザー+フリルで袖のボリューム感が満点なので目線が横へ流れ、肩回りが華やかに見えます。
フリルなど女性らしいデザインが似合うので、肩や袖に個性的なデザインのあるトップスはぜひ挑戦して欲しいアイテム!
また、シャツをインすることで、横のラインが出来てメリハリが生まれるのもオススメしたい着こなし方です♪
いかり肩
いかり肩は、広めの肩幅で猫背になりにくく、姿勢が良いことが多く相対的にウエストが細く見えメリハリのあるボディバランスになるため、スタイルが良く見えるメリットがあります。
キレイな姿勢は、安心感を生むのでマニッシュなティストやカッチリとしたジャケットなどのフォーマルがカッコよく着こなせます。
他にも似合う服としては、衿つきや深い衿ぐりの服、Vネック、ラグランスリーブなど肩の切替がないものなど、首回りにボリューム感や縦のラインを意識させるデザインがある服が似合います!
キャミソールやタンクトップなど全面的に肩を出すアイテムもOK♪
また、シャツはいかり肩の人にはマストアイテム!
清潔感のあるシャツは、前端のボタンを少し開けてVラインを作ったり、ドルマンスリーブやドロップショルダーのリラックス感のあるデザインでもスッキリと着こなせます。
デメリットとしては、角ばっているイメージに捉えられるため力強い印象や、自信を持った貫禄のある印象に見えます。
苦手な服としてはパワーショルダー、ホルターネック、パフスリーブや肩先まであるノースリーブなど、肩のラインを強調してしまうアイテムは総じて避けるのがベター。
ジャケットやチェスターコートははもちろん肩パットのないもの、薄いものを選びましょう。
基本的になで肩の人に似合うものがいかり肩には似合わず、その逆もしかりです。
苦手なお洋服
肩先へ向かって高さのあるフリルデザインは、いかり肩の人が避けるべきデザインの筆頭です!
本来の肩のラインに加えて、肩が吊り上った印象になるため可愛いテイストなのにたくましいイメージになってしまいます。
可愛らしいテイストの服でも肩先や上腕にボリュームのあるデザインは避け、袖口や裾へボリュームのある服を選びましょう。
似合うお洋服
大人の女性らしさを引き立てるVネックは、目線を縦へ持っていくのでいかり肩にもオススメのデザインです!
高めのウエスト位置でトップスをインして、コーデ全体で縦のラインが出来ているため、肩幅が広めでも縦のラインが効いてバランスのいいコーデに。
肩掛けしたコートも、ラフさがありながらキレイめにコーデを仕上げてくれます。
肩のラインを活かしてもっと素敵に服を着こなそう♪
ここからはそれぞれの肩のラインに合ったコーディネートをご紹介!
みんながやってる肩のコンプレックスをカバーしたオシャレテクを見てみましょう♪
なで肩
ボートネックのワンピースで横へのラインを作る!
ボートネックは、肩へ向かって長く開いた衿ぐりなので、自然と首周りに横へのラインが生まれるので、なで肩にありがちな顔が大きく見えてしまうのを防いでくれます!
なで肩は首が長い方が多く、ほっそりした首をアップスタイルでアピールすると抜け感が生まれるので冬にもオススメのスタイル♪
アウターはフードやエポーレット付きデザインをチョイス!
アウターはスッキリとしたチェスターコートなどよりも、フードやファーの付いたコートや、エポーレット付きのミリタリーコートが◎。
デザインが顔周りや肩先にあることで顔が浮き出た感じにならず、肩のラインも違和感なく着こなせます♪
トップスに膨張色を取り入れて、アウターの前端を開けた着方はなで肩が目につかないオススメスタイル。
ホルターネックで華奢コーデ!
露出の多い夏の時期やパーティードレスなどで取り入れたいのがホルターネックのデザイン。
しなやかな肩のラインを生かしつつ大胆に肩出しするホルターネックは肩ひものように落ちる心配もナシ!
ボーダー×フレンチスリーブはなで肩のマストアイテム!
肩回りの視線を横へ出したいなで肩にとって、ボーダー・フレンチスリーブ・ボートネックがそろったTシャツは神アイテム!
Tシャツがなかなか着こなせないとお悩みの方にぜひ取り入れてほしい、1枚でラインをカバーしてカジュアルにもキレイ目にも使えるアイテムです。
結婚式やフォーマルな場ではなで肩なら和装に挑戦を!
なで肩女性が鉄板で似合うアイテムは洋服よりも和装!なだらかな方のラインがなで肩を活かしてくれます。
普段着としてなかなか取り入れづらいですが、夏のイベントでの浴衣や結婚式やパーティ・フォーマルな場での着物など、和装はなで肩のあなたの魅力を引き出す服なのでぜひ取り入れてみましょう!
いかり肩
ボリュームたっぷりニットアウターで肩のラインをごまかす!
立体的なケーブル編みで全体にボリュームのあるニットアウターは、しっかりとした厚みがあるので肩のラインを紛らわせる冬にオススメのオシャレアイテム!
肩のラインが明確にないニットは、ラインをごまかせる嬉しいデザインです♪
ドロップショルダーなのでなだらかな肩のラインに見せてくれます。
ラグランスリーブでなだらか肩ラインに!
肩から袖へなだらかなラインを描くラグランスリーブのトレンチコートは、いかり肩の人がぜひ取り入れてほしいアウターです。
パーカーも同様にラグランスリーブで、顔周りにボリュームが出るこのコーデは即マネしたいカジュアルコーデです♪
シャツワンピースは抜け感を出して着こなす♪
ドロップショルダーと抜け衿のリラックス感のあるシャツワンピースは、肩回りのラインをカバーしつつ大人な女性のもつラフさが出せるアイテム。
ルーズなシルエットは、肩回りがしっかりしているいかり肩ならだらしなく見えず似合うデザインです。
いかり肩は肩回りをコンパクトに見せたいので、締りのある色をトップスに持ってくるのが◎。
Vネックは幅広めで選ぶのが◎!
いかり肩のつりあがる肩のラインに対して、縦への空間を生むVネックは、肩へ向けての幅が広めのデザインを選ぶのが良し!
特にセーターは、目の細かいハイゲージだと体のラインが出やすいので、編み目が見える位のミドルゲージがボリューム感としても丁度いいです。
パーティースタイルは広めの衿ぐりデザインで♪
モデル体型が多く、マニッシュなスタイルが似合ういかり肩のあなたにオススメのパーティスタイルは、広めの衿ぐりデザインのトップスのセットアップ!
ノースリーブのトップスの場合は、肩線の長さが短めでスッキリと見せるのがオススメ。
コンプレックスに思うのは勿体ないかも♡
なで肩といかり肩の特徴からオススメのコーディネートやアイテムをご紹介しました。
ほとんどの服のデザインやコーデは、なで肩に似合うものはいかり肩に似合わないことがほとんどです。
ご紹介した服を参考にしていただき、あなたに合うファッションを探してもっとオシャレを楽しみましょう♡
*この記事は弊社運営サイト『Girlwish』の記事を移転したものになります。